お金の話はなかなかしにくいです。本当はしないといけないけれど、どう切り出していいのか分からず、あれこれ考えている間ずっとストレスが溜まります。ようやく言えたと思ったら「高いですね」と言われて断られたりします。それで余計にお金の話が億劫になるのです。
それならいっそのこと、お金の話を先にすれば良いのです。そうすれば「値段だけで判断する人」は自然と去っていきます。そうではなく、もう少し詳しく聞きたいとか、あなたに興味を持っている人なら、それ以降の話にも付き合ってくれます。
ホームページやブログの商品・サービス紹介の記事に料金を書いていない人が多いです。料金が明示されていないと「怪しいな」とか「ぼったくられるのかな」という気になります。お寿司屋さんで「時価」と書いてあると、怖くて入れないのと同じです。
うちのお客様に実験してもらいました。自宅サロンのホームページで、料金を先に書くのと、後で書くのと、全く書かないのと、一週間ごとに変えてもらい、売上のデータを取りました。すると、料金を先に書いた方が、サイトの滞在率もPVも上がり、売上も増えました。ちなみに全く書かなかった週は、一件も予約が入らなかったそうです。
まとめます。日本人はお金の話を下品だとか、はしたないものだと思い、避けがちですが、値段が分からないものは単純に「怖い」ので買えません。それなら先に言ってしまった方が、お互いに楽です。
お金の話ばかりする人は嫌がられますが、言いにくいお金の話を後回しにせず、先にする人は信頼されます。これをあなたのサイトやブログに適用してみてください。きっと売上が増えるはずです。