「お金持ちになりたいんです!」と言うアラサー女子が個別コンサルに来てくれました。会話の中で「お金持ちの家には必ず花や観葉植物が飾られていますが、そういうものを飾るとお金持ちになれるのですか?」と質問されました。「なれますよ」と答えました。
因果関係は別にして、花や観葉植物を育てようと思ったら、こまめに世話をしないといけません。そんなことをやれるのは、よっぽど精神的に豊かで余裕のある人です。お金持ちには、その豊かさと余裕があるのです。
逆の見方をすると、花や観葉植物を育てているから、精神的に落ち着いてきたり、生活の中に豊かさを見出した、とも言えます。花や観葉植物を家の中に飾るという行為は、とてもコスパが良く、手軽に始めることができます。パワースポットや神社に行くよりも、暮らしに密着している分、効果も高そうです。
今や、ユニクロで花が「1束/390円」から売られている時代です。
私もしょっちゅうチェックしていますが、母の日やクリスマスといった季節のイベントの際には、とても混雑しています。お気に入りの花瓶を探し、玄関やリビングにでも飾れば、それなりに見えます。
観葉植物はホームセンターや100均でも買えます。園芸店ではもう少し高いですが、1,000円〜2,000円以内で大半の商品は買えます。鉢も色々と売っているので、そこに移し替えるだけでも愛着が湧いてきます。
これを書いている時点で、我が家には6つの観葉植物と花があります。毎日、水をやったり剪定をしたりと、こまめに世話をしています。日当たりが良いので、よく育ちます。100均で見つけたガジュマルは、テレビの高さを超えました。かれこれ3年以上は家にいます。次から次へと新芽が出てきて、生命の素晴らしさを感じます。
こんな話をしていたら「帰りにユニクロに行きます!」と言っていました。「たった390円で花を買えるなら、胡散臭い開運グッズよりもはるかに安いですもんね」と笑顔になっていました。
花や観葉植物を育てるには、手間暇がかかります。マメな人でないとすぐに枯らしてしまいます。そういう人が面倒がることを淡々とやれる人がお金持ちになれるというのは、論理的にも正しいはずです。