まだ一件も仕事が受注できていないのに、立派なホームページだけ持っている人が多いです。話を聞いてみると「最低でも20〜30万円」から「パックで100万円以上かかった」という人までいます。
なぜ、そんな大金をホームページには「ポン」と払えるのかというと、ホームページという「目に見えるカタチ」が残るからです。それ以上でも、それ以下でもありません。貧乏人が使いもしない高価な置物を勢いで買い、タンスやクローゼットに仕舞っておくのと同じ心理です。
業者にはこう言われます。「ホームページ"ぐらい"は持っておいた方が良いですよ」と。ついつい「そんなものかな？」と思い、言われるがままにやたら豪華なホームページが完成し、月々の「メンテナンス費用」や「管理費」という名目で、永遠に毟り取られ続けます。
正直に告白してください。あなたにも、こんな「経験」があるのではないでしょうか？「現在進行形」で業者にお金を払い続けているという人もいるでしょう。契約の関係で、次の更新まで解約できないという人もいるでしょう。いずれにしても、あなたの商売の「プラス」にはなっていません。業者を養うために払っているようなものです。つべこべ言わず、さっさと解約しましょう。
ホームページなんて、無料のもので充分です。無料ブログでも、ほとんどのことは事足ります。独自ドメインを使っても、年間でかかる費用は1万〜1万5千円程度です。無駄に高いホームページの「10分の1以下」で、それより効果的なものが作れます。
こういうことは、知らない限り、よっぽど調べない限り、知らないままです。その「情報格差」を利用して、ホームページの業者は商売をしているのです。
開業時や起業当初に「カタチのあるもの」にお金を使いたがる人は、すぐに廃業する傾向にあります。よく考えたり、調べたり、疑ったりしないからです。
改めて言っておきます。あなたには立派なホームページは必要ありません。どうしても必要なら「無料」で何とかしましょう。方法は山ほどあります。調べたら載ってます。あなたが知らないだけです。
