「クズ男図鑑」という本を読みました。そこで書かれてあって納得したのが、クズ男に惚れてしまう女の人には、クズ男と同じような性質を持っている人が多いということです。つまり、クズ男の女版がクズ女であり、似た者同士が惹かれ合っているのです。
クズ男の特徴には、以下のようなものがあります。
- 超自己中心的
- 子供っぽさ(幼児性)が抜けない
- 感情の起伏が激しい
- 口先だけで責任感が皆無
- 平気で嘘をつく
- 欲望に対して短絡的
- ギャンブルへの依存度が高い
- 飽きっぽい
こうして並べると、人としてどうかと思いますが、こういう男にハマる女というのは、とてもよく似た性質を持っています。更にこんな要素も追加できます。
- 観察眼が鈍い
- すぐに人を信用してしまう
- 甘い言葉に弱い
- 思考回路が単純
- 感情をコントロールできない
- 恋愛依存体質
あなたの周りにも、こういうカップルや夫婦がひと組くらい思い浮かぶのではないでしょうか?常に揉めていて、何かにつけて「別れる、別れる」と騒ぎ立てながら、ダラダラと付き合い続けているお二人です。
このように、世間一般的に「悪」と認定されるものには、それを求める人が必ずいるという法則があります。麻薬が無くならないのは、それを求める人がいるからです。詐欺師が減らないのは、詐欺師の営業トークに惹かれる人がいるからです。こうした需要と供給の法則は、ビジネスにも活かせます。
あなたの商品やサービスを「強烈に」求める人は、どんな人でしょうか?周りからいくら止められようとも、ついつい買ってしまうような人は、どこにいるでしょうか?そういう視点で見直すと、今までとは違うアプローチが可能になります。
人は、本音と建前を持っています。人前では建前で通していますが、お金を払う時は本音で判断します。建前に訴えかけるのではなく、本音に訴えましょう。その方が、今よりもはるかに売れるようになります。
クズ男が減らない理由は、似たようなタイプのクズ女が同じくらい多いからです。あなたの商品をクズ男、お客様をクズ女と仮定して、この記事を最初から読み直してみてください。それでもよく分からない場合は、何度も読みましょう。マーケティング的に、ものすごく大事なことを書いています。