コンサルタントに相談したり、お金を払って他人からアドバイスをもらうという経験をしたことのある人は少ないと思うので、どうやってコンサルタントと接するか、どう使いこなせば良いかを書きます。
まず、コンサルタントは「あなたの味方」であり、一緒に悩みを解決したり、課題を克服する「パートナー」だということを覚えておいてください。これを意識すればするほど、悩みの解決も、課題の克服も早くなります。
次に、コンサルタントの話は一旦最後まで聞きましょう。コンサルタントは職業上、色んな人に会ったり、様々なケースを目にしているので「引き出しが豊富」です。一つの業界で長くやってきた人とは違い、視点をたくさんもっています。そういう多角的な意見は、聞いておいて損はないと思います。
最後に、アドバイスされたことは、一つでも良いので実行に移してみてください。話を聞いてそれで終わりなら、相談前と相談後で何も変わっていません。行動に移さない限り、良い結果も悪い結果も出ないので、その後の判断がつきません。「物は試しに」という軽い気持ちで良いので、とにかくやってみましょう。
こういうスタンスでコンサルタントを利用する人ほど、うまくいく場合が多いです。とにかく一旦最後まで話を聞いて、言われたことをとりあえずやってみる。そういう「素直さ」が、何をやるにも大事だなと思います。
反対に、コンサルタントの使い方が下手な人もいます。これまでの人生で何があったのか知りませんが、最初から「コンサルタント=怪しい」と決めつけているタイプです。
こちらは現状より良くなる為にあれこれ考えたり、提案しているのに、コンサルタントを「見定めよう」としています。正直、「心の距離」をものすごく感じます。
そういう人は他人の話を素直に最後まで聞けません。常に疑ってかかっています。誰のことも信用していません。色んなコンサルタントを次々と訪問しますが、誰に相談しても同じです。結局は本人の問題だからです。当然、結果も伴わないので、余計に疑心暗鬼になります。こうしてどんどん「孤立」していくのです。
高額なお金を払ってまで相談するのです。一旦、最後まで話は聞きませんか?言われたことは一度やってみませんか?ということに「NO」と言う人は、そもそも他人に相談する資格すらありません。