9月に入ってから週間プライベート日記を始めました。おかげさまで好評で、サイトの滞在時間が「約5倍以上」伸びています。すべて「狙い通り」です。
以前から何度も書いていますが、今後はサイトのアクセスや訪問人数はもう増えません。そのことを前提にしないと、ブログ集客は難しい時代です。
→ブログのアクセスが伸びない時代にアクセスを追うと集客が難しくなる
そこで考えました。一つの記事で、いかに滞在時間を伸ばすか。興味を持ってもらい、最後までじっくり読んでもらえるコンテンツとは?ということをあれこれ考えていたのですが、ある日、本を読んでいて、ふと気付きました。「そうだ、日記を書こう」とひらめいたのです。
以前から「日記本」が結構好きで、板尾日記や壇蜜日記は全巻読破しています。そんな折にトーフビーツの難聴日記という本を読み、改めて自分は人の日記を読むのが好きだということに気付きました。
日記というのは不思議なもので、少しでも読むと、他の日のものも読んでしまいます。月曜日の日記を読むと、そのままの流れで、土曜日まで一気に読んでしまいます。その「特性」を活かせば、一つの記事あたりの滞在時間が伸びるだろうなと思いました。
実際にアクセス解析をしてみると一目瞭然です。ほとんどの記事の滞在時間が30秒以下なのに対し、週間プライベート日記は平均で「2分47秒」もありました。それだけ読むのに時間がかかり、ついつい読んでしまうということです。
サイトの滞在時間が伸びると、Googleからの評価も高まります。それだけ読む価値のあるコンテンツなんだろうという評価をもらえるからです。これが検索結果にも直結し、同じキーワードで書いていても、評価の高いサイトの方が上位表示されるようになります。
ネットで勝つには、こういう地味な作業を繰り返し、試行錯誤しつつ、変化にも柔軟に対応していかないといけません。とても面倒なことですが、その分、挫折する人が多いので、粘り強い人や淡々とこなせる人にとっては勝ちやすい場所です。
ちなみに私は、こんな面倒な作業を、かれこれ16年以上ずっとやり続けています。そこで蓄積したノウハウを、相談者の状況や業種に合わせて、適宜アドバイスしているのです。そうすると売れるようになり、それを見た人がまた相談に来る、というサイクルです。すべて「狙って」やってます。