<ブランド構築・事業拡大プラン>に申し込んでくれた方との一回目との面談で「セルフブランディング成功のコツ」について質問されました。「まずは他人にどう見られたいかを決めておきましょう」という話をしました。
今まで生きてきた中で、他人からよく言われることをヒントに、どんなキャラ設定でいくのが良いのかを先に決めておくと、情報発信が楽になります。
- お嬢様キャラ
- おっとり天然キャラ
- 高学歴バリキャリ女子
- 話し好きのおばちゃんキャラ
- 美魔女キャラ
それぞれのタイプによって、訴求しやすい層が違います。使うツールや情報の出し方、使う言語レベルも変わってきます。この「設定」をきちんとしておくことが、個人のブランド価値を向上させるのには必須だと覚えておきましょう。
ちなみに私は「仕事はできるけど変な人」だと思われているので、その通りのキャラを演じ切り、それに沿って情報発信しています。そうすると「笹野さんってちょっと変わているので、興味が湧いて会いに来ました」という人が多数現れます。
世の中には次の4つのタイプがいます。
- 仕事ができる真面目な人
- 仕事ができない真面目な人
- 仕事ができる変な人
- 仕事ができない変な人
1.は公務員や大企業のサラリーマンのような「エリート」です。2.は日本人には一番多いタイプですが、人は自分と同じようタイプには興味を持たないので、個人レベルでは売れるようになりません。4.は単純に怖がられます。そう考えると、3.が最も売れる可能性が高いです。
このことに早い段階で気付き、周りからもそう言われることが多かったので「これだっ!」と思い、その道を選ぶことにしました。結果、正解でした。ここを目指す人は少ないので、競争率も低いです。
「他人にどう見られたいか」が大事ですが、あまりにもあなた自身のキャラとかけ離れていると、精神的にもしんどいです。あくまで「自然に」振る舞える範囲でやることをおすすめします。
まずやることは、周りの人間に「私ってどんなキャラ?」と聞いて回ることです。思わぬ答えが返ってくるかもしれませんが、それはそれとして受け止めましょう。自分をどう見せるかは、自分のことをよく知ることから始まるのです。