「個別コンサルを、オンラインにするか対面にするかで迷っています」という声をたまに聞きます。住んでいる地域が東京から遠いのであれば、オンラインで良いと思いますが、そこまで離れていないのであれば、リアルに会える対面の方をおすすめします。
オンラインであれば、自宅で気軽に受けれるので、その時間ギリギリまでダラダラしていても大丈夫です。服装に関しても、スマホやパソコンの画面に映る部分だけ整えておけば、それ以外はパジャマでも構いません。それがオンラインのメリットでもあります。
対面となると、わざわざ出かける必要があります。集合時間の何時間も前から準備して、全身を整えます。髪型、服装、靴、小物まで、ぬかりなくチェックします。こういうことをすることにより、あなたの「レベル」が上がるのです。
いざ対面すると、オンラインとは「桁違いの情報量」が得れます。よく言われるのは、以下のようなことです。
・めちゃくちゃ細いですね
・肌がキレイですね
・手がキレイですね
・姿勢が良いですね
・ネット上で見るより実物の方が良いですね
これは実際に会わないと分かりません。直接会った人だけが知れることです。
いざ対面したら「観察魔」である私は、隅から隅までチェックします。立ち姿や歩いている時の様子に始まり、話している時の癖や目線の動かし方まで、つぶさに見ています。もちろん、口に出すことはありませんが、気になったら注意したり、具体的な改善点をアドバイスすることはあります。
もちろん、良いなと思った点は、すぐ言うようにしています。良い口癖、話を聞く態度、メモやノートの取り方なんかは、頻繁に褒めるポイントです。
帰り際は気が抜けてホッとしているので、その人の「素」が最も出やすいタイミングです。その際にどんな話をして、どういう挨拶やお辞儀をするかに、その人の今までの人生が「集約」されていると思っても過言ではありません。
普段、ここまで見てもらって、客観的に意見を言ってもらえることは、そうはありません。これだけでも充分に対面のコンサルを受ける価値があります。
先日もこんなメールが届きました。「笹野さんと駅で最後の挨拶をする時、きれいなお辞儀をされていたことが、とても印象的でした。やはり、起業して長年活躍されている方というのは、そういう細かい部分まで気を使っているんだなということが勉強になりました。私もさっそく真似したいと思います」。
ここまで読んでみて、あれこれチェックされるのは嫌だと思い、オンラインにしたり、コンサルを受けるのをやめる人と、この際に自分に足りてない部分を徹底的に見てもらい、より成長するために対面コンサルを受けようという人にはっきり分かれると思います。ちなみに、売れるようになる人は、ほぼ全員が後者です。