女性起業家向けビジネスコンサルタント笹野健の公式ブログ

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会社員が副業が起業を考えるきっかけやタイミングとは?

うちのお客様には会社員の方も多いのですが、なぜ起業しようと思ったのですか?と聞くと、ほぼ全員の方が「もう会社に飽きたから」と回答します。飽きるほど会社にいたことがない私には分かりませんが、長年いると、そういう感情になるんだろうなと思います。

 

  • 会社と家の往復の生活に飽きた
  • 人生このままでいいのかなと思った
  • 人間関係に疲れた
  • 人間関係が一周してしまい、いつも同じ人としか話してないのが嫌
  • 興味のある新しいことにチャレンジしてみたい

こういうことを言う人が、とても多いです。同じ場所に10年も20年も勤めていると、飽きるのは「普通」のことです。人間関係が代わり映えしないのも、そりゃそうでしょう。しょっちゅう人が入れ替わっていたら、相当危ない会社だと思います。

 

とはいえ、毎月決まった給料をもらえる安定した身分なので、わざわざそれを捨てるのはもったいないです。フリーランスになると、社会的な保証は一切なくなり、カードや賃貸の審査は厳しくなり、定期的な収入は途絶えます。それでもやりたいならやれば良いですが、安定した生活の基盤を崩したくないのであれば、いきなり会社を辞めることは避けましょう。

 

まずは平日の夜や休みの日を使って、やりたいことをやれるだけやることです。そこで「奇跡的に」うまくいき、会社の給料を常に上回れるようになったら、初めて退職を考えても良いかなというレベルです。

 

そもそも、会社員として10年も20年も勤めることの出来る人は、会社員としての適性があり過ぎるほどあり、フリーランスの適性はありません。それを踏まえて、やっぱりやりたい人だけやるくらいで良いのでは?と思うのですが、人の心理というのは不思議なもので「向いてない人ほどやりたがる」ものです。

 

そういう人がよく相談に来るので、私の商売としてはありがたいのですが、明らかに向いてないなと思う人には、正直にそう言うようにしています。向いてないことをやっても成果が出ないし、そういう人ほど他人に「向いてないよ」と言ってもらえると「やっぱりな」とスッパリ諦めがつき、清々しい表情になるものです。これまた不思議な話ですが、人ってそんなもんだよなとも思うのです。

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