最近、会社員や派遣社員の人から「起業したいです」とか「まずは副業としてやってみたいです」という相談が増えました。それは別に構わないのですが、くれぐれも言っておきたいのが、あなたの「想定通り」には、まずなりませんよ、ということです。
まだ始めてもいないのに「月にいくら売って、年間でどのくらいで」と言う人がものすごく多いです。心配しなくても、そんなに売れません。お金の計算の前に、まずは一個でも売れるように工夫しましょう。話はそれからです。
中には、早まって会社を辞める気満々の人もいます。悪いことは言いません。絶対に辞めてはいけません。今もらっている給料と同じ金額が一年以上稼げる見込みが立ってから、退職を決意するくらいでちょうどいいと思います。
副業を始めてみたらよく分かると思いますが、いかに自分には「お金になるスキル」が無いかということを痛感します。仮にできることがあっても、単価は低いです。仕事終わりや休日にせっせと働いても、大した金額にはなりません。それならたっぷり休息に充てた方がマシです。
自分の「市場価値」を確かめるために、こういうことを経験するのは良いことです。どのくらいの需要があり、いくらくらいで売れるのか。実験の場としては適しています。が、その場合も、会社に籍を置いたままやりましょう。
もし本当にやりたいことがあり、それが絶対に売れるという「確信」があるのなら、もう既にやっているはずです。でも、あなたはまだやっていません。ということは、そこまで真剣にやりたいことでも、絶対に売れるという確信がある訳でもないということです。そんなことに人生を賭けるのはもったいないので、早まって退職しない方が良いですよ、という話です。
副業なんて、本気でやるものではありません。軽い気持ちで始め、意外とハマってしまい、気付いたら本業になっていた。そういう流れが理想です。もっと楽に考えましょう。考えるだけなら、会社を辞めなくても、いつでも出来ますよ。