「値上げをしたいのですが、顧客が離れそうで怖いです」という相談が、ここ最近、増えています。大丈夫です。価格という「数字」ばかり訴求するのではなく、商品やサービスの「価値」をしっかり伝えましょう。そうすると、顧客が離れるどころか、むしろ増えます。
この記事をまずは読んでみてください。
→値引きをやめて価値を伝えたら月商が「15倍」増えたアパレル通販サイト
これはアパレルの話ですが、他の業種でも考え方は同じです。売る側はその道のプロなので、そんなことは当然だと思っているようなことでも、買う側からすると、初めて聞くようなことや、知るだけで「おっ!」と思うようなことはよくあります。
そういう情報をコツコツ紹介していけば、売れなかった商品やサービスでも、意外と売れたりします。何でもやってみないことには分かりません。
日本ではデフレが30年も続いたので、値上げに対してネガティブな印象を抱きがちです。が、値下げしたり安売りしていても、商売としては長く続きません。あなたが「50%OFF」と書いても、ライバルが「60%OFF」と書けば、お客様は一気にそちらに流れるからです。
考えないといけないのは「値上げしても売れるようになる方法」です。それには商品やサービスの再検討が必要です。どこに優位性があり、どんな価値があるのかを徹底的に見直しましょう。
それが出来たら、次は価値の訴求です。どんな言葉で伝えたら、最も伝わりやすいのかをよく考えましょう。図や表、イラストや動画の方が伝わりやすい可能性もあります。周りの人間に意見を求め、トライアンドエラーを繰り返すことです。
文章を書くのが苦手な人、SNSをやりたくない人、考えるのが苦痛な人、色々といますが、やり方は無限にあります。正しいやり方や楽な方法を知れば、誰でも出来るようになります。
実を言うと、売れるようになった人のほとんどが、当初は、文章を書くのが苦手で、SNSをやりたくなくて、考えるのが苦痛でした。そんな人でも、正しいやり方や楽な方法を知ると、目の色が変わります。「今まではなんだったんだ」というくらい、嬉々としてブログを書いていたりします。
あなたの商品です。あなたが売りたい値段で売りましょう。その為に出来ることを考えれば良いのです。