「効果的なお客様の声の書き方を教えてください」と、個別コンサルでよく聞かれます。簡単です。事実を淡々と書く。これに尽きます。
変に脚色しようとしたり、大げさにするから「嘘っぽく見える」のです。そういうのは、みんな見抜きます。お客様を舐めてはいけません。
多いのが、以下のような感じです。「○○さんと出会ってから、私の人生はまるでバラ色のように変化しました!○○さんは、見た目も美しく、一緒にいるのが、まるで夢のような時間でした。知らないことをたくさん教えてもらって、本当に感謝しています!ありがとうございました♡」
こういうの、説得力ゼロです。具体性が何も無いし、ただの「感情論」です。
それと、アンケートを画像でそのまま載せるのもNGです。単純に見にくいし、拡大するのも面倒です。直筆かどうかなんて、見る側は気にしていません。
「ビフォーアフターの写真はどうですか?」ともよく聞かれますが。あれを本気で信じる人が、世の中にどれだけいるのか。そこを考えるべきだと思います。
写真で「−30kg」とあっても、自分も同じようになるとは限りません。ということは、誰しもが思うことでしょう。それなら、他の方法を考えた方が、お客様は増えると思います。
私のお客様の声は、メールで来た文章を「そのまま」載せています。見やすくする為に改行はしますが、他は、そのままです。
先日、既に売れている人が、相談に来ました。お客様の声を、どう書こうか悩んでいました。たくさんあるのですが、それをネット上で「どう見せればいいか」が分からない。そういう相談でした。
こちらのアドバイス通りにやってもらいました。脚色せず、画像も載せず、事実を淡々と書いてもらっただけです。その後、もっと売れるようになりました。住宅街にあるクリニックですが、コロナ禍にも関わらず「2ヶ月で15%以上」も問い合わせが増えたそうです。
今の時代、お客様はネット上のお客様の声を見慣れています。脚色や嘘は、すぐにバレます。アマゾンのレビューは、以前は外国人が書いていましたが、日本語が不自然だということで、不正がバレてしまいました。今は日本人がバイトで書いています。それもバレてしまったので「もうアマゾンでは買わない」という層も、最近では増えてきています。
こういうことを考えると、正直に事実を淡々と書くのが最善の方法だと、よく分かると思います。