「売れっ子カウンセラーになるには、どんな力が必要ですか?」と、資格だけ取ったものの、鳴かず飛ばずの人から相談されました。3つあります。
- 人の話を聞く力
- 聞いた話をまとめる力
- 相手を納得させる答えを「即答」できる力
これがあれば、カウンセラーとしてやっていけます。
ほとんどの女性は、人の話を聞くのが苦手です。それよりも自分が喋りたい、まずは聞いてほしい。そんな人がほとんどです。話をじっくり聞けるだけで「上位10%」には入れます。
聞いた話をまとめることのできる女性なんて、滅多にいません。よほど頭脳明晰な人か、頭の回転の早い人だけです。全体の「5%」もいないでしょう。
聞いた話を踏まえて、相手に分かりやすい言葉で、端的に説明できる女性なんて、全体の「1%以下」です。よっぽどの「希少な才能」です。それが出来たら、一生仕事には困りません。
まずは、じっくりと相手の話を聞く訓練から始めましょう。それが出来るようになるだけで、上位10%には入れるのです。そんなに「悪い話」ではないと思います。
人の話を聞くには、集中力と要点を捉える力が必要です。それには読書が最適です。本を読むということは、著者の話をひたすら聞く行為だからです。
集中力のある人は、読書好きが多いです。じっと黙って聞くという訓練を、日常的にやっているからです。
カウンセラーになりたい人は多いですが、売れっ子になる人は少ないです。必要な能力が無い人が、ほとんどだからです。それを踏まえて、やれることからやっていきましょう。10年くらいやれば、ものになるかもしれません。