「ランディングページの改善をしたいのですが、どこから手をつけるべきでしょうか?」と<集客・売上アッププラン>を申し込んでくれた方から質問されました。「まずは、申込みフォームからでしょうね」と答えました。
申込みフォームは、買う気のある人は必ず通る場所です。逆算すると、そこから改善するというのが、最も効率的です。
ランディングページをスーパーの店内に例えると、申込みフォームは「レジ」です。どれだけ売り場の改善をしても、レジが混んでいたり、何かしらストレスを感じたら、買う気が無くなります。
近所に何軒もスーパーがあるのですが、一番利用しているお店の特徴は「レジが混んでいない」ことです。他のお店よりも広さや品揃えは劣りますが「行ったらすぐに買える」というのは、利用者として最大のメリットです。
これと同じことが、ネットでも起こっています。申込みフォームの入力が面倒なお店は、その場でシャットダウンされます。二度と利用されません。慎重に、何度もチェックしましょう。
入力項目が多すぎるのはよくありません。あなたのフォームは、以下のようになっていませんか?
- 名前(姓と名を分けている)
- メールアドレス(確認用に二回も)
- 住所(郵便番号や都道府県から入力させている)
- 電話番号(必要ないのに)
- 希望日時(第三希望まで)
これら全て、入力する側にとっては「面倒だな」とか「個人情報として教えるのが嫌だな」と思われることです。入力項目は、必要最低限まで減らしましょう。
- 名前(姓名を分けずに一行にする)
- メールアドレス(確認用は削除して一行だけにする)
- 住所(不要なら削除)
- 電話番号(不要なら削除)
- 希望日時(後から聞けば大丈夫なので削除)
このように考えれば、名前とメールアドレスの「たった二項目」で済みます。こうすることにより、申込みをする側の負担やストレスを極限まで減らせます。
「ランディングページの改善=サイトの構成」という固定観念を一度捨ててみましょう。売れないのはランディングページの問題ではなく、フォームの問題かもしれません。
ちなみに、この相談者は、申込みフォームを改善したことにより、売上が「28%」も増えました。ランディングページは一切変えていないのに、です。