「笹野さんのブログは記事タイトルを見ているだけで面白くて、ついついクリックしてしまいます。どうすればそんな風に出来るのですか?」と、個別コンサルで聞かれました。コツは、既に世の中に出ているキーワードを「流用」することです。
やり方は簡単です。お住まいの地域の出来るだけ大きな本屋さんに行って、あなたのお客様が手に取りそうな本のタイトルを、片っ端からスマホにメモしましょう。それを少しだけ変えて使えば、面白くてクリックされやすい記事タイトルが楽に出来上がります。
例えば、スキンケアクリニックをしている方であれば、肌の悩みに関する本が置いてあるコーナーに行きましょう。たくさんメモしていると気付きますが、同じようなキーワードが使われています。
・肌老化
・美肌
・すっぴん
・老けない習慣
・肌ツヤ
これらを使って記事タイトルを作れば、お客様の興味を惹く記事が楽に量産できます。
近くに本屋さんがない場合は、Amazonでも同じように出来ますが、本屋さんの方がバラエティに富んでいる場合が多いので、同業者との差が付けやすいです。
私の場合でいえば、起業や独立開業、フリーランス、ネット集客のコーナーに行き、タイトルをせっせと集めています。ちなみにこの記事の元ネタは「ネットでの売上に直結する集客・検索キーワードの選び方・使い方」という本のタイトルです。
本のタイトルに採用されているということは、その出版社の企画会議に通っているということです。本屋さんに置かれているということは、少なくとも誰かが一冊は買ったか、買う可能性があるということです。
それをそのまま使わせてもらえば、自分の頭で考えるよりも、はるかに精度の高いタイトルが付けれるという、シンプルな理論です。
真面目な人は、他人のアイデアを使うことに躊躇するかもしれませんが、気にしなくて大丈夫です。そもそも、現在売られている本のタイトルのほとんどが、以前に売れた本のパクリです。そのことが本屋さんの売り場に行けばよく分かります。
ネットになると、もはや「パクリのオンパレード」です。私が考えたタイトルも随分と真似されましたが、別になんとも思いません。それだけ「心を動かした」と思うようにしています。
タイトルの付け方というのは、コツを覚えれば簡単です。それを知らないと、ものすごく時間がかかります。あなたの「本業」は、ブログの記事タイトルを考えることではありません。そんなことに時間を取られないように、本業に集中できるように、工夫しましょう。