婚活関連のビジネスをやっているお客様とマッチングアプリの話になり「どうしたらマッチングしやすくなるか?」というテーマで盛り上がりました。私が提案したのは「趣味を具体的に書くこと」です。そうすれば、比較的見つけてもらいやすくなります。
例えば、映画鑑賞と書くよりも、ホラー映画鑑賞と書いた方が具体的です。映画というジャンルは広すぎますが、ホラー映画ならグッと絞り込めます。同じ趣味を持った人からすると「この人となら話が合いそう」と思われます。
他にも、お笑いが好きと書くよりも、千鳥が好きとか、笑い飯が好きとか、ランジャタイが好きと書いた方が、興味は持たれやすいです。食べ歩きが好きと書くよりも、町中華が好きとか、カレーにハマっていると書いた方が、選ぶ方も選びやすいです。
マッチングアプリに限らず、今やネット上に存在するものは全て「マッチング機能」が働いています。何かしらのキーワードで検索して出てくるサイトは、あなたが過去に閲覧したサイトの「集積」であり、Googleのロボットが自動的に「こういうの好きなんでしょ?」と提案してくれています。
あまりにも情報が多すぎるので、そうでもしないと、見たい情報に辿り着けません。ということは、曖昧なことや抽象的なことを書いていると、その分「後回し」にされるということです。
ホラー映画が好きな人は、具体的に作品名や監督名で検索します。ざっくり「映画」とは検索しません。これが、映画鑑賞と書いているだけではマッチングしないですよ、ということです。
あなたの商品やサービスは、具体的に「用事のある人」に向けて書かれていますか?抽象的なジャンルやカテゴリーだけになっていませんか?もしそうなっていたら、情報の渦の中に埋もれてしまい、どんどん後回しにされ、永遠に誰にも見つけてもらえません。
恋愛でもビジネスでもモテたければ、自分のことをもっと具体的に分かりやすく表現することです。あなたのことを必要としている人が、どんなキーワードで検索するか。どんな言葉に興味を抱くか。そこを真剣に考えましょう。それを徹底すると、恋愛でもビジネスでもモテるようになります。
マッチングアプリでもブログでもSNSでも、使っている機能は同じようなものです。それを、人が人を見つけるために使っているのです。そう考えると、理解しやすいと思います。