「女性に向いていて将来性のある仕事とはどんなものですか?」と、起業を考えている人から質問されました。ざっと挙げると3つあるかなと思います。
・睡眠関連
これはもう数年前からずっと言い続けているのですが、睡眠に悩む人は多いのに、それを解消する仕事は少な過ぎます。需要はあるのに供給は少ないので、狙い目じゃないかなと。
本を数冊読めば、だいたいのことは分かる分野です。特に資格もいりません。勝手に「睡眠解消カウンセラー」とか名乗ってしまえば良いのです。女性起業家に多い、あなたの幸せがどうとか、メンタルなんちゃらとかよりも、はるかに需要があると思います。
・LGBT関連
ここ数年で一気に言葉として定着した感のあるLGBTですが、これも悩んでいる人が多いのに、相談できるところが少ないです。調べてみたところ行政やNPO法人みたいなところばかりで、きちんとしたサービスとしてやっている人はほぼ見当たりません。
LGBTで悩んでいる人は、誰にも打ち明けられず、苦しんでいます。まずはそういう人の話を聞いてあげるというサービスだけでも、かなり需要がある気がします。まずはたくさんの事例を集めて、次の段階では、それらを活かしてアドバイスしていく。そういうカタチにすれば、商売として成り立つでしょう。
・相貌心理学
「人は顔を見れば99%わかる」というこの本に載っていますが、まだ全世界で15人しかやっていなくて、日本人はたった1人です。
面接や仕事の適性のマッチング、人付き合いのストレスの回避等、かなり需要がある分野ですが、全く知られていません。本気で取り組んだら、国家プロジェクトになり得る可能性もあるなと、個人的には思いました。やるなら今のうち。早い者勝ちです。
というように、ざっと書いてみました。ポイントは、困っている人や悩んでいる人が多いのに、それを解消したり解決する商品やサービスが無い分野です。需要が多くて供給量が少ない。これを基準に見ておけば、間違いありません。