「笹野さんのインスタグラムを見たのですが、色んなところに出かけていて本当に楽しそうだなと思いました。どうすればそんな人生を送れるのですか?」とアラフォーの勉強熱心な方に質問されました。以下のように考えると、理解しやすいと思います。
- やりたいことを我慢し続ける人生を送る人が大半
- 好き放題やっていると羨ましがられる
- その「秘訣」を知りたがる人が会いに来る
- そこには「お金」が発生する
- 入ってきたお金でまた遊びに行く
これの「永遠ループ」です。好きなことをして遊んでばかりいる方が、仕事ばっかりやっているよりも、はるかに豊かになれるという法則にいち早く気付いたので、それ以来ずっとこんな生活を送っています。
昭和世代の猛烈社員のような働き方は、勤勉な日本人には合っていますが、今やそんな時代ではありません。働ければ働くほど給料が増える訳でもなく、努力が必ずしも報われるということもありません。
それならいっそのこと「人生を楽しみ尽くす」という方向に舵を切っても良いのでは?と個人的には思うのですが、真面目な国民性のせいか、そんな人はごく少数しかいません。
本音では、人間は誰しも働きたくありません。いつまでもダラダラしていたいし、好きなことばっかりやっていたいし、遊んでばかりの人生を送りたいと思っています。が、世間体を気にしたり、家族の理解を得られなかったり、お金が無かったりという「事情」があるので、仕方なく働いています。
遊びに行くことにも必要以上に気を使い「そんなことばかりしていたら怒られるんじゃないか」とか「バチが当たるかもしれない」と思い込んでいます。時間もお金もあるのに、好きなことをやらない人が、この国にはあまりにも多いのです。
20代の頃に読んだ本に、こう書いてありました。
- 好きなことを我慢している人→不幸な人生を送っている
- 好きなことばっかりやっている人→成功しているか、人生を謳歌している
実感として、これは正しいです。仕事で結果を出せなくても、華麗なキャリアがなくても、好きなことをして遊んでばかりいると、人とお金が集まってきて、いつの間にか豊かな生活が送れるようになっているということが、人生にはあるのです。これも一種の「ブランディング」だと考えれば、より理解しやすいと思います。