女性起業家向け集客とセルフブランディング戦略の成功例とやり方

集客と売上アップに悩む女性起業目家・フリーランス女性専門のビジネスコンサルタント笹野健です。見たに頼らないセルフブランディングやマーケティング戦略が得意で、16年間で3,880名以上のサポートをしてきました。アドバイスしたお客様のコンサル後の売上総額は「1億円」を軽く突破。集客やセルフブランディングの方法、売上アップの戦略・アイデア・成功例を豊富に書いています。

富裕層向けビジネスの注意点3つと成功するコツ

「富裕層向けにビジネスを始めたいので、アドバイスをお願いします」という相談を、50代の方から受けました。注意点と成功するコツについて、以下のように回答しました。

  • 注意点 ①

富裕層ビジネスで最も大事なのは、富裕層との「接点」の有無です。どんな商品やサービスを用意しようとも、そもそも接点が無ければ、売りようがありません。いかにして富裕層と接触し、必要とされ、買ってもらえるか。その「戦略」がないと、うまくいきません。

 

高級マンションの販売会社は、高所得者のリストを手に入れ、そこに向けてDMを送ったり、高級住宅街でチラシを投函したりします。保険会社は、一軒ずつ訪問したりもします。個人レベルでそこまで出来るかというと厳しいでしょう。お金持ちの知人や友人がいれば話は別ですが、庶民が接点を持つのはなかなか難しいです。

  • 注意点 ②

富裕層の大半は、既に必要なものを持っています。買いたいものはいつでも買えるので、必要性も感じていません。目利きも厳しいです。欲しいものにはいくらでも払いますが、不要だと思えば1円も払いません。買い物に対して「シビア」なのが富裕層の特徴です。

  • 注意点 ③

富裕層の中には、お金を全く使わない人、倹約家な人も多いです。メディアに出てくるお金持ちは「ごく少数」の目立たがり屋であり、多くの富裕層は、質素に暮らしています。お金を持っているからといって、高額な買い物を毎回するとは限りません。お金を使わなかったからお金「持ち」になったという人もいるという事実を知っておきましょう。

  • 成功するコツ

以上の注意点を踏まえると、かなり厳しいということが分かるはずです。が、やり方はあります。富裕層向けにビジネスをやるのではなく、富裕層に「憧れている人向け」にビジネスをやるのです。その方がはるかに分母も大きく、成功する確率も高いです。

 

ブランド品というのは、富裕層や真のお金持ちが買っているのではありません。その層に憧れている人が買っています。どのブランドも、ロゴがデカデカと目立つ、派手なものを身に付けているのは「成金」や「自分をお金持ちに見せたい人」です。

 

富裕層はブランド品を選ぶ時、ひと目でそうは見えない、地味でシンプルなものを選びます。「いかにも高いものを着ているぞ」とアピールすることが、最も下品だということをよく分かっているからです。

 

富裕層やお金持ちとの接点は少ないかもしれませんが、富裕層やお金持ちに憧れている人なら、周りにゴロゴロいます。そういう人たちの言動や行動をよく観察して、何を求めているのかを探りましょう。

 

「富裕層に大人気」とか「あの海外セレブが最近身に付けている」というフレーズを女性ファッション誌でよく見かけますが、あれは庶民を騙すために使っているのです。そう考えると「戦略」が見えてきます。

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