「ハンドメイドのコンサルタントをネットで探して受けてみたのですが、どうにも胡散臭いというか怪しいので、すぐに嫌になりました。もちろん売れるようにもなりませんでした」という方が、私の個別コンサルを受けに来てくれました。
この方はハンドメイド作家として活躍したいと思い、商品をどう売っていけば良いのかを知りたいので、そういった点についてアドバイスしてくれるコンサルタントを探していたそうです。
その時にたまたま見つけた、その界隈では有名な先生にコンサルをお願いしたところ、商品の作り方は教えてくれるけど「商品の売り方」については、全く教えてもらえなかったとのこと。
やたらと「ファンを作りましょう」とか「人柄をアピールしましょう」のように、ふわっとした抽象的なことばかり言われ、結局、何をどうしたら良いのか分からず困惑したそうです。
一番知りたいことは知れず、1,5万円×6ヶ月=9万円も払ったのに「後悔しか残らなかった」と言っていました。
コンサルタントを選ぶ基準は以下の二点です。
- どれだけ「実績」があるのか
- どれだけ「具体的なこと」を言っているのか
本当に実績のあるコンサルタントなら、こうして実績を堂々と開示できます。それが無いということは「実績そのものがない」ということです。腕のあるコンサルタントなら、必ず具体的なことを言います。整然とした理論を淡々と述べます。それが出来ないのは、コンサルタントとして「未熟な証」です。
この方はコンサルタント自体に不信感を持っていましたが、私の記事を100本ほど「熟読」した上で、上記の二点を「余裕でクリア」していると認めてくれたので、個別コンサルを申し込んでくれました。
少しでも「怪しいな」とか「おかしいな」と思ったら、その直感は必ず当たります。これはもしかして騙されているのか?と思った段階で、もう「不信感」しか残りません。すぐにでも、その人の元を離れるべきです。高額なお金を払う前に、充分に注意しましょう。それが時間とお金を無駄にしない最善の方法です。