個別コンサルでは、販売価格の決め方や値段のつけ方について、よく相談されます。
料金や価格には「正解」がありません。いくらにしようが、買う人は買うし、買わない人は買いません。買う人は「安い」と思い、納得して買います。買わない人は「高い」と感じ、納得しないので買いません。そういうものです。
ということは「買う人のことだけ」考えればいいのです。買った人は、納得したのです。そういう人に向けて、情報を発信して、商品やサービスを作れば良いのです。簡単な話です。
飲み会に例えると、分かりやすいと思います。10人に声をかけて、3人だけ集まりました。そういう場合「自分+3人でどう楽しむか」を考えます。それぞれが集まりやすい場所や、金銭感覚を基にお店を決めます。
来ない7人のことなんて、これっぽっちも考えません。値段のつけ方に悩む人は、来ない7人に気を使いすぎです。どうせ来ないのです。それなら「放っておけばいい」のです。
あなたがどんな値段をつけようとも、100人中100人が納得することは、あり得ません。納得する人が払いやすい金額をつければ、それで良いのです。あまり難しく考えないようにしましょう。