「本を出しているような、有名女性コンサルタントのコミュニティに入会していたのですが、ほとほと疲れました」と嘆くアラサー女子が相談に来ました。こういう人、ものすごく多いです。
なぜか女性のコンサルタントは、特定のコミュニティを作り、顧客を「囲いたがる」傾向にあります。一流のコンサルティング会社であるマッキンゼー・アンド・カンパニーや船井総合研究所出身の人はそういうことは滅多にしませんが、女性起業家として名を馳せた人は、だいたいこのパターンです。
自分の元に来てくれた人が離れていくのが、本能的に「怖い」のだと思います。だからこそ、あの手この手で繋ぎ止め、コミュニティと称して、お茶会やらグループLINEやらオンライン飲み会をするのです。
そうやって「群れたがる」人は確かにいますが、私が今まで直接話を聞いた実感でいくと、女性の半分は、群れるのが嫌いだったり苦手です。
→群れるのがうざい、めんどくさい、苦手と思っている女性が50%はいる説
本屋さんでたまたま見つけ、素敵な人だなと思って実際に会ってみたら、やたらとコミュニティに参加することばかり求められ、もはや「宗教」みたいでがっかりした。そんな声を、これまで何回聞いたことか。というのが、正直な感想です。
あなたが求めているのは、有名女性コンサルタントから、成果の出るアドバイスを、自分だけの為にもらうことです。その人と「仲良くなること」が目的ではありません。ましてや、そこでお友達を作ることでもありません。そういう「ズレ」が生じているので、違和感があったり、不信感が募ったりするのです。
で、こういう記事を書くと、同じように思っている「起業女子」が山のようにやってきます。不満を持っている人が多いからです。こっちは、そこまで分かった上で書いています。全て「計算通り」です。