起業したい女性向けビジネスコンサルタント笹野健

起業初心者や女性起業家を支援するコンサルタントとしては「顧客実績日本一」の笹野健によるブログです。あなたのビジネスが成功するように、ビジネスプランやコンセプトを考えたり、適切なSNSの使い方についてアドバイスします。

未来予測は基本的に当たらない

「今後、日本はどうなると思いますか?」とか「10年や20年後の未来はどうなりますか?」と不安げな表情で聞いてくる人が多いですが、そんな予測をしても、当たらないだろうなと思います。当たるのは「人口動態」と「自然災害」だけです。

 

例えば、20年後に20歳の人がどれだけいるかは「今年の0歳児の人口」で決まります。仮に80万人だとしたら、20年後も80万人です。これは外れることはありません。

 

総務省統計局のホームページに、人口推計のデータが載っています。年齢別の推移を見ると、2022年時点で65歳以上が「29,0%」もいます。既に3人に1人が高齢者です。グラフを見て分かる通り、この比率は年々上がっており、今後はもっと増えます。

 

それに比べて子供の数は増えていません。だから現役世代の負担率が増し、余計に子供を産みにくい社会になっているので、一向に少子化が改善しないのです。これらは全て、人口データを見ることにより分析できます。

 

次に自然災害です。これも「ほぼ100%」の確率で起こります。大雨なのか、竜巻なのか、大地震なのか、津波なのかは分かりませんが、日本中どこに住んでいても、巻き込まれる可能性はかなり高いです。

 

以前、名古屋市科学館の中にある展示で、リアルタイムの地震発生状況を見たことがあります。驚いたのですが、日本では小さな地震を含めれば、ほぼ毎秒のようにどこかが揺れています。4枚の大きなプレートに近接している関係でこうなっているのですが、大地震がいつ来てもおかしくないなと、この時に思いました。

 

それ以来、地盤のゆるい地域や、海抜の低いエリア、河川の近くには住まないと決め、階段で外にすぐ脱出できる低層階(2階や3階)を選ぶようにしています。

 

このように、確実に予想できる範囲だけ予想しておき、その他は柔軟に対応するというのが、未来に対する「適切な対処法」ではないでしょうか。

 

どれだけ考えても分からないことは分かりません。占い師や経済学者の言っていることは全て「エンタメ」だと捉えましょう。いくら予想や予測をしても、コロナのようなことも起こります。そもそも予測すること自体、無駄な行為なのです。

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