あなたにとって楽勝で出来ることを、徹底的にやりましょう。そうすると、放っておいても楽勝できます。このことに気付くと、生きるのがとても楽になります。
陸上の金メダリストは、血の滲むような努力をしているように見せていますが、それはあくまで「メディア用」です。本音をいえば「生まれつき早かったから」こそ、陸上をやっているのです。
地方大会では楽勝です。一切頑張らなくても、余裕で勝てます。全国大会では少し頑張ります。世界陸上やオリンピックになると、さすがに本気を出します。
これは「勝てる競技」を、選んでいるからです。足の速い選手が、水泳をやっても勝てません。競技が違えば、別の才能が必要だからです。
これを仕事に置き換えてみましょう。人見知りの人が、営業の仕事をやっても、うまくいきません。こういう人は、出来るだけ人と触れない仕事の方が、力を発揮します。
パソコンオタクで、最新の情報を調べるのが好きなら、ITジャーナリストをやった方が、はるかに活躍できます。人には「適材適所」というのがあるのです。
私の仕事は、ブログを書いて、人と話すことです。文章を分かりやすく書くことも、人の話を聞いて、それをまとめて分かりやすく話すことも、楽勝で出来ます。だから余裕なのです。正直言って、何の努力も苦労もしていません。そもそも「働いているという概念」すら、ほぼありません。
- 気付いたらついついやってしまうこと
- 努力せずに、他人の何倍も成果が出ること
- 他人からやたら褒められること
こういうことの中に「あなたが楽勝できる分野」が潜んでいます。人生というのは、それを見つける旅であり、それを見つけた人から順番に、幸せになるように出来ているのです。