「笹野さんは男性コンサルタントなのに、数値目標や専門用語を一切言わないので、安心して話せました」と、以前、男性コンサルタントに相談した経験があるという方に言われました。意識していませんが、言われてみれば、確かにそうだなと思いました。
どんな相談でも「とりあえず、やってみたら?」と言うし、難しそうな場合は「どうやったらできるかな?」と考える癖がついています。売れるか売れないかなんて、売ってみないと分かりません。
数値目標やデータを重視するのは、悪いことだとは思いません。私もよくサイトの解析やキーワードの分析をやっています。が、それを基に戦略を立てたところで、こちらの予想通りに行くことは、まずありません。それなら最初から、考えない方が良いのでは?というスタンスです。
IT関係やコンサルタント業の人には、専門用語やカタカタが好きな人が多いです。あれ、個人的に大っ嫌いです。何を言っているのかよく分からないし、優越感に浸っている感じも滑稽だなと思います。知らない単語が2つ出てきた時点で、完全に聞く気が無くなります。
私が話す内容は「10歳の子供」でも理解できるようなことばかりです。数値目標は立てないし、専門用語も使いません。正確に言うと、専門用語を知らないので、使いようがないのです。
知っている単語レベルでいえば、あなたとほぼ同じ程度です。上から「ドヤ感」を出してマウントを取ることも、下から「卑屈」にへりくだることもしません。あくまで「フラットな目線」で話します。こういうやり方を貫いてきたからこそ、女性相手に16年も仕事ができたのです。