コンサルタントを選ぶ際に、チェック項目がいくつかあると思います。
- 料金は適切な範囲か?
- 怪しい人じゃないか?
- 本当に成果が出るのか?
- 専門用語やカタカナが多くないか?
- やたらと資料ばかり渡されないか?
- きちんとマメに対応してくれるか?
- 自分との相性は良いか?
この中で、最後の「相性」についてですが、見極め方を一つだけ覚えておいてください。「この人と一時間は雑談できるか?」を基準に選びましょう。それで「大丈夫!」とか「楽しそう!」と思えたら、その人とは相性が良いはずです。
コンサルタントとクライアントは、対面かオンラインで直接話すことになります。長時間になることもあるでしょう。何度も顔を合わせることもあります。その際に、見た目が無理とか、声が嫌いとか、言っていることがよく分からないと思うような人となら、かなり「苦痛」を感じます。
写真や動画、ホームページやブログ・SNSを丹念にチェックすれば、これらは事前に回避できます。「たった一時間でも一緒の空間にいたくない」と思ってしまう相手とは、ビジネスはうまくいきません。そういう人は避けておくのが吉です。
コンサルタントという職業の地位が上がってきたのか、今や東大生が選ぶ職種の一位になりました。そういう時代背景もあり、実績がない「自称コンサルタント」も急増しました。まさしく「玉石混交」です。
ピンからキリまでいますが、トップレベルの人が、あなたの前に現れることはありません。そんな人は、大手企業から年間◯千万円〜◯億円レベルで顧問を依頼されています。
ネットの中にいるのは、底辺レベルがほとんどです。特に「自分から売り込んでくる人」や「ネット広告を出している人」はその比率が高く、そうでもしないと顧客がいないということです。
そんな中から「少しでもマシ」なコンサルタントを見つけ出すのは大変な作業です。実績があるかどうかは、お客様の声のページをチェックすれば分かりますが、さすがに相性までは分かりません。その見極め方として「この人と一時間は雑談できるか?」というのは有効な方法だと思います。
ちなみに私は、普段から雑談ばかりしています。ここに書いてあるとおり、趣味が多いので、いくらでも話せます。
雑談をする為に、わざわざ新幹線や飛行機に乗って会いに来る人がいるのも不思議な話ですが、その人にとって、私というコンサルタントは「よっぽど相性が良い」ということなのでしょう。
個別コンサルが終わってから、お客様とカフェでお茶したり、居酒屋に飲みに行くことも多々あります。そこでは仕事抜きで雑談ばかりしています。そんな会話の中から「売れるようになったきっかけ」が出てきたことも、一度や二度ではありません。