糖質制限ダイエットをしている人がよくいますが、なぜ、あんなにもずっとイライラしてるのでしょうか。本人が好きでやっていることなのに、周りへの影響が大きいなと思います。先日も、こんなことがありました。
ランチタイムに、新橋の魚が有名な定食屋に行きました。開店直後だったのですが、少し並ぶことになりました。回転は早いので、10分もあれば入店できます。その時、事件が起こりました。
最後尾にいた女性が、列の様子を見に来た店員さん(おそらく女将さん)に「列がグチャグチャなので、どうにかしてほしい」と叫び始めました。そこは自分で判断して、なんとかすれば良いのになと思いました。しかも、騒動に紛れ、しれっと「横入り」して、順番をいくつか飛ばしていました。きっと「そういう人」なのでしょう。関わると厄介だなという空気が、周囲に立ち込めていました。
店内に入ると、なんとその女性が、私の横の席に、先に座っていました。この人は、順番をいくつか抜かしたので、早々に入れたのです。どんな人間なのか、じっくり観察してやろうと思いました。
と思ったら、早々に席を立ち、お会計をしています。テーブルを見ると、白米が「ごっそり」残されています。なるほど、そういうことかと、妙に納得しました。きっとこの女性は、糖質制限中なのです。本当は白米が大好きで、食べたくて仕方ないのに、我慢しているのです。そのイライラを店員さんにぶつけたということです。
そういうば、髪もパサパサでした。肌にもツヤがありませんでした。表情もどこか暗く、糖質制限の影響が「体中に」出ていたのだと思います。
糖質制限をしている人は、なにかにつけて「今、糖質制限してるから」と、なぜか逆ギレ気味に言います。それで一気に冷めます。せっかく美味しいお米やパンの話で盛り上がっているのに、会話が止まります。言われた方は「知らんがな」としか思えません。
ダイエットも糖質制限も勝手にすれば良いことですが、それで周りのテンションを下げたり、空気を悪くしたり、イライラをぶつけるのは間違っています。本音では食べたいのに食べれない。それがストレスの原因であり「最も体に悪い」ということが、分からない人なんだと思われるだけですよ、と。