「先輩や経験者の方から聞く限り、自宅ネイルサロンは儲からないとばかり思い込んでいましたが、おかげさまで月10名は新規客が来ます」と茨城県の住宅街で自宅ネイルサロンを開業した方から嬉しいメールが届きました。
Googleマップで見る限り、本当に「家しかない」ような地域ですが、そういう場所だからこそ「面白いかも」と思いました。
近隣にネイルサロンが無いので、そもそもライバルが存在しません。それでもネイルを定期的に塗り直したいとか、たまに出かける際にかわいいネイルにしたいという「需要」はあります。そこに答えるにはどうしたらいいか?を一緒に考えました。
まず、一人目のお客様は開業を応援してくれた友人です。この方は人脈が広く、インスタグラムのフォロワーも多いので、そこで徹底的に宣伝してもらいました。
それを見た知人が来てくれて、またSNSに投稿してもらい、それを見た人がまた・・・ということを、地道に続けていきました。その結果、月に10名前後の新規客の獲得に成功しました。
この方自身はSNSやインターネットが苦手なので、熱心に投稿していません。あくまでお店の情報を書いているだけです。そういうことは「得意な人」に任せて、好きなだけやってもらえば良いのです。
その代わり、ネイルの参考になるような画像やイラストを探す時間をたっぷり取ってもらうようにしました。これが効果ありました。「こんな田舎のネイルサロンでも、かわいいネイルに出来るなんて」と驚かれることが多いそうです。
「今までは都心のネイルサロンに通っていましたが、これからはこちらでお願いすることにします」と言う人まで現れました。
都会には都会の、田舎には田舎の「戦い方」があります。そこを間違えなければ、初心者でも勝てます。