「見た目を良くするにはどうしたら良いですか?」と、自分に自信がないという40代の方に個別コンサルで聞かれました。「脳を徹底的に使うことで見た目は良くなりますよ」と回答しました。これ、本当の話です。
人間の見た目の差には「2パターン」あります。「生まれつき」と「経年」の差です。前者は仕方ありません。自分では選べないので、どうしようもありません。後者は自分で何とかできます。生まれつきで勝負できない99%の人は、そちらに賭けるべきです。
歳を重ねれば重ねるごとに、脳みそをどれだけ使ってきたかが、モロに見た目に反映されます。日頃から多くの人に会っている人であれば、パッと見で、脳を使っている顔か使っていない顔か、判断できるようになります。
私はニュースを見ている時でも、人の顔ばっかり見ています。その人がどれだけ脳を使ってきたかの「履歴」と現在の顔の「照合」をしているのです。事件を起こしたり、犯罪者になる人の顔、騙されたという人の顔、騙した人の顔、政治家の顔、嘘をついている人の顔。注意深く見ていると、特徴が瞬時に分かるようになりました。
頭の悪い人は、やはり「それなり」の顔をしています。表情がぶったるんでいて、緊張感がありません。考えることを放棄し、何でも人のせいにして、文句ばっかり言っています。そういう人生を送っていると「そういう顔」になってしまうのです。
うちのお客様にはキレイな人が多いですが、少し話してみるだけで「やっぱりな」と思うことが多いです。知性を感じる人は、高学歴だったり、裕福な家庭に育ったり、誰もが知る大企業に勤めていたりといった人の割合が高いです。
小さい頃から勉強することや、自分の頭で考えることの大切さに気付き、それを実行に移してきたのでしょう。見た目の良さも納得できます。
こういうことを言うと「でも、私は見た目が・・・」と嘆く人がいますが、今の見た目は関係ありません。これだけの人生でどれだけ脳を使うかが大事です。それによって、5年後、10年後、20年後の見た目が大幅に変わります。
整形やメイクといった外面よりも、脳を使うといった「内面」の方が、見た目に及ぼす影響は大きいです。軽く「10倍」は違います。そのことをよく覚えておきましょう。