起業なんて誰でも出来ます。資格が必要な訳でも、まとまった資金がいる訳でもありません。やろうと思えばすぐに出来ます。但し、成功する確率は「1%以下」です。起業する人は増えても、起業して成功する人の比率は増えていません。これが現実です。
起業塾の目的は「起業させること」です。ある意味で、ものすごくハードルが低いです。上に書いたように、起業自体は誰でも出来るので、それを「サポート」してあげれば、役目は果たしたことになります。
起業しました。でも思うように売れません。困りました。という人がとにかく多いのです。簡単に起業までは出来たのに、そこから「先」について考えていなかったからです。
起業塾の講師はそこまで面倒を見てくれません。なぜなら「起業させること」が仕事だからです。起業後に集客して売上を上げるということは「専門外」なので、聞かれても答えれません。聞く相手を間違えているということです。
起業して売れたかったら、その方法を自ら学ぶか、既に実践している人に教えてもらうしかありません。それなのに、相変わらず「起業の方法」みたいなことばかり教えている人の元に相談に行くから、いつまで経っても売れないのです。
成功するのは難しいと書きましたが、既に売れている人や、他人を売るのが得意な人に相談すれば、可能性はグッと上がります。起業してからの期間が長ければ長いほど「説得力」が増し、更に成功率が上がるでしょう。
そのことを強く意識してきた結果、私は起業して14年間もやってこれました。他人を売るのが得意なので、仕事してずっと続けてこれたのです。