起業の成功率を上げるのに必要な要素が3つあります。
- 好きなこと
- 得意なこと
- 需要のあること
この3つのうち、どれか1つでも欠けたら成功しません。仮に成功しても、長続きしません。その理由を説明します。
起業は長丁場です。起業するまでよりも、起業してからの方が、はるかに長いです。好きなことじゃないと、人は継続的に頑張れません。好きなことであれば、放っておいても努力できます。研究もするし、工夫も出来ます。これが大事なのです。
好きなだけで、得意なことじゃないと成功しません。いくら野球が好きでも、野球が得意じゃないと、野球選手にはなれません。どれだけ料理が好きでも、作るのが下手なら料理人にはなれません。
得意なことであれば、周りから評価されます。周りから評価されると、どんどんやる気が出ます。もっと伸ばそうと思い、放っておいても努力や工夫します。これでますます成功しやすくなります。
ここからが「一番大事な話」です。好きで得意でも、そもそもの 「需要」がなければ、仕事として成立しません。この部分を「軽視」する人が多いので、成功率がいつまでも上がらないのではないかなと思います。
需要とは「お金を払ってまで買いたい人が、どれだけいるか」ということです。そういう人がいない商売は、いくら好きでも得意でも、残念ながら続けることは出来ません。お金が発生しないからです。
「こんなもの見つかる訳がない」と思うかもしれませんが、大丈夫です。どんな人でも、この3つが交わった部分はあります。あなたがまだ「見つけきれてない」だけです。じっくり時間をかけて、ゆっくり探していきましょう。