「起業初心者でも売れる商品の作り方を教えてください」とストレートな相談を40代・杉並区在住の方からされました。大事なのは、次の3つを考えることです。
- 誰が欲しがる商品なのか？
- 誰のどんな悩みを解決する商品なのか？
- 誰のどんな欲求を満たす商品なのか？
まずはこれを考えて、一つでも当てはまっていたら、そこを徹底的に「深堀り」してください。具体的にいうと、とことん「調べ尽くす」ということです。
例えば、恋愛関係のカウンセラーとして起業したいとします。それは誰が欲しがるのか？誰のどんな悩みを解決できるのか？を考えてみましょう。そうすると「恋愛に悩みがあり、早く結婚したいアラサー女子」のようなターゲット層が浮かんできます。
次に、そういう人向けに既に恋愛カウンセラーとしてやっている人について調べてみます。まさに「山ほど」います。なので、そこは「避けよう」という判断をするのが、売れる人の「センス」です。
もっと深い悩みを持っている人はいないのか？という仮説を立て、「離婚したい人向け」とか「不倫しているけど誰にも相談できない人向け」はどうかな？と調べてみます。結構イケそうです。
なぜなら、そういう人の相手は大変なのと、面倒なことに関わりたくないという人が多いので、やりたがる人が少ないからです。ここに「チャンス」があります。
「恋愛カウンセラー」は、やりたがる人が多くて、競合が大勢います。間口が広すぎてぼんやりとしているので、検索にも引っかかってきません。これでは売れません。
「離婚専門カウンセラー」や「不倫専門カウンセラー」になると、やりたがる人が少ないので、競合は減ります。目的が明確なので、検索にも引っかかりやすく、ネット上で売るには向いています。
みんながやりたがることは競争が激しく、誰もやりたがらないことには需要がある、ということを、よく覚えておきましょう。
経験が不足していて不安なら、まずは「無料で話をとことん聞きます」と募集してみてください。誰にも相談できなくて、他人に話したくてたまらない人は、この世にごまんといるので、そういう人から連絡が来ます。
そこで聞いた話をホームページやブログ上に書いていきます。10件くらい書いていたら「私の話も聞いてほしい」という人が殺到します。30件くらい書き続けると「「お金を払ってでも相談したい」という人が現れます。これを延々と繰り返すだけです。
ここまで「種明かし」をしても、実際にやる人は「100人中1人」くらいです。その1人だけが、売れっ子になれます。起業初心者でも売れる商品を作るのは難しくありません。方法もあるし、お金も大してかかりません。それを本気でやるか、やらないかだけの差です。あなたはどうしますか？
