「自分には何も才能がないように思うのですが、こんな私でも何かしらの才能があるのでしょうか?」と、20代の会社員の方に、半泣きになりながら質問されました。
あなたに生まれつき備わっている才能は、以下の3点が「重なった」部分です。
・大好きなこと
・無理なく継続できること
・周りに評価されること
難しく考える必要はありません。直感で思い出せる範囲で大丈夫です。時間にして「1分」くらいで考えてみましょう。それがあなたに生まれつき備わっている才能です。
例えば、音楽が大好きで、毎日のように好きなバンドの曲を聴いていて、友達に曲の説明をすると「めちゃくちゃ分かりやすい!」とか「聴いてみたくなった」と言われれば、音楽ライターなんかが向いているかもしれません。
例えば、お菓子が大好きで、コンビニで新作が出ればすぐに買うのが趣味で、それをインスタにアップすれば多数の「いいね」が付くようであれば、お菓子の開発職やマーケティング・広告の仕事が向いているかもしれません。
このように、自分が普段どんなことに興味を持ち、どんな風に時間を使っているのかを考えると、自然と見えてくると思います。
人は、自分が好きなことに「没頭」している時が、最も輝いています。その時間が長くなればなるほど、成果は出やすくなります。成果が出ると、また頑張れます。成功者というのは、これを繰り返している人のことを言うのです。
日本人の給料が上がらないのは、大して好きでもないことを、嫌々やっているからです。会社員のほとんどがそうなので、生産性も成果も上がりません。だから20年間も平均給与が横ばいなのです。
この「負のループ」から抜け出すには、たった1分、今までの人生を振り返ってみるだけです。
・大好きなこと
・無理なく継続できること
・周りに評価されること
この3点が「重なった」部分を見つけることから、まずは始めてみましょう。それがあなたの人生を「好転」させるきっかけになるはずです。