「習慣化が苦手なので、コツを教えてください」と、個別コンサルでよく聞かれます。
コツは1つだけです。とりあえずやってみて、本能的に好きなものや心地良いものだけ続けることです。そうすると、勝手に習慣化されます。
どれだけ正しいことでも、多くの人がやっていることでも、本能的にやりたくなければ、それは続きません。朝に弱い人は、早起きの習慣は続かないし、活字が苦手な人は、読書の習慣は続きません。自分に向いていないことは、無理にやらなくていいです。それを無理してやろうとするから、毎回、挫折してやる気がなくなるのです。
習慣化が得意な人は、自分の「特性」をよく把握しています。良いなと思ったらやるし、出来そうだなと思ったらやります。一方で、ピンと来ないものには、全く反応しません。それで良いのです。どうせ、続くものしか続かないので、無理してやる必要はない。そうやって、最初から割り切っています。
「笹野さんが習慣化していることを教えてください」とも、よく聞かれます。たくさんあります。
・睡眠はたっぷり取る
・玄関を毎日水拭きする
・掃除は毎朝やる
・歩く時は背筋を伸ばす
・国産のものしか食べない
・添加物、保存料の入っているものは基本的に食べない
・用も無いのにコンビニに行かない
・財布には新札しか入れない
・財布は毎日きれいに拭く
・湯船に毎日浸かる
・ビニール傘は使わない
・同じ靴を二日続けて履かない
・安いという理由でモノを買わない
・絶対に群れない
・時間厳守
思いつくままに書くと、こんなにもありました。どれだけストイックなんだと思われるかもしれませんが。私にとっては、本能的に心地良いことばかりで、何の違和感もありません。
あなたにはあなたの、本能的に心地良いことがきっとあるはずです。まずは試しにやってみて、結果的に続いたものが、そうです。最初から続けようと思っても、なかなか続きません。結果的に続いたものだけ、継続すれば良いのです。そう考えると、気が楽になりますよ。