自由に使えるお金が10万円あったとして、それをどう使うかで、人としての成長度合いが変わります。
成長しない人や金運のない人は、カタチのあるものを買おうとします。10万円のバッグや時計、アクセサリーを買って、それを自慢します。10万円というのは、金額として「中途半端」です。そこまで自慢になりません。バッグも時計もアクセサリーも、高いものはもっと高いです。結局、自慢もしきれず、自己満足で終わります。
成長の早い人や金運のある人は、カタチのないものにお金を使います。体験です。10万円のモノを買うより、10万円分の体験を買います。10万円あれば、国内はどこでも旅に行けます。北海道と沖縄なら、10万円で両方行けます。同じ月に両方行けば、その違いがよく分かります。話のネタとしては面白いので、それを聞きたい人が集まってきます。
10万円を、何かのレッスンに使う人もいます。一流の先生のレッスンは高額です。高額にしておかないと、低レベルの生徒が殺到するからです。それを避ける為に、わざとそうしています。一流の先生のレッスンを、10万円分受ければ、一生の財産になります。それでまた食べていけます。
10万円分、本を読めば、ものすごく知識や知恵が増えます。10万円分、映画を観たら、立派な映画博士です。10万円分、純喫茶に通えば、都内はほぼ制覇できます。
このように、同じ10万円でも、随分と違います。どう使うかで、語れる内容が変わってきます。周りからの評価も、大きく変わってきます。そうすると、あなたに集まってくる人とお金が、ケタ違いに変わってくるのです。