小さい頃から親や先生に、我慢が大事だと教え込まれ、それを頑なに守って苦しんでいる人が、日本人にはとても多いです。
我慢するより、我慢しなくて良い方法を考える方が、はるかに楽ですが。そんなことをする人は、滅多にいません。我慢はしなくてはいけないものだと、そこで「思考停止」しているのです。
会社員に向いてない人が、我慢して会社勤めをしても、ストレスが溜まるだけです。それなら自宅で出来る仕事をするか、パートナーに養ってもらうか、出家した方がマシです。方法はいくらでもあります。
郊外に住んで、我慢して満員電車に乗っている人が、とても多いですが。都心で部屋を探せば、通勤は楽になり、ストレスも軽減されます。家賃が高くなるとはいっても、せいぜい数万円です。それで往復の時間が節約できて、ストレスが減ることを考えたら、コストパフォーマンスはとても良いです。仕事の成果も上がれば給料も上がるので、数万円の出費なんて「誤差」の範囲です。
子供が出来ると、自分のやりたいことは、ほぼ我慢しなくてはなりません。本当は遊びに行きたいのに、子供がいるから我慢する。買いたいモノがあるのに、子供の為に貯金する。ファミレスなんて嫌いなのに、子供がいるから仕方なく行く。こんなことが、約20年も続きます。
これでは、我慢の為に生きているといっても、過言ではありません。自由に生きたいのであれば、子供を作らないとか、そもそも結婚しないとか。他の方法を考えるべきです。それなのに世間体を考えて、無理に結婚して子供を作るから「我慢の人生」になるのです。
このように、考えようによっては、方法はいくらでもあるのです。しかもそのどれもが「前向き」なものです。思考停止して、仕方ないと思って我慢し続ける人生を送るのか。もう我慢するのは嫌だから、必死に考え尽くして、我慢から解放される人生を送るのか。どちらを選ぶかは、あなたの自由です。