「モチベーションの上げ方を教えてください」と、漫画家志望の方に相談されました。
モチベーションというのは、上げようと思っても、なかなか上がりません。無理に上げようとすればするほど、やる気はなくなります。発想を変えることです。無理に上げようとするのではなく、勝手にモチベーションが上がることだけ、やれば良いのです。そうすれば、自然とモチベーションは上がります。
自分がやりたくてやりたくて仕方ないこと。何時間でもやり続けることの出来ること。そういうことに専念すれば、モチベーション問題は解決します。
もう一つ上のレベルの話をします。一流のプロは、モチベーションに頼りません。淡々とやるべきことをやります。そうしないと、継続的に結果は残せないと、よく知っているからです。イチローや大谷翔平選手は、モチベーションを上げようとは、全くしていません。結果が出ても出なくても、毎日、同じことをやっています。
モチベーションが上がらないから、今日の試合は出たくないとか言いません。競争の激しいメジャーリーグでそう言うと「じゃあクビね」となるからです。言い方を変えれば、モチベーションに頼っている時点で、まだまだだということです。
一刻も早く、モチベーションという意識から、逃れるようにしましょう。その為には、勝手にモチベーションが上がることを見つけることです。それを淡々とやり続けることです。そうすれば、モチベーションのことは、もう考えなくて済みます。