起業したい人や起業したけどうまくいかない女性に集客と売上アップの成功例を教えるビジネスコンサルタント笹野健

北海道から沖縄、上海、タイ、ドイツ、イギリスなど国内外問わず、14年間で4,000人以上の相談に乗り、アドバイスしたお客様のコンサル後の売上総額は「1億円」を突破。女性向けコンサルタントとしては「顧客実績日本一」の笹野健によるブログです。

大企業出身者が起業する時に気をつけた方が良いこと

大企業出身者が起業する時に気をつけた方が良いことは「プライドを一旦、捨てる」ということです。

 

大企業にいると、感覚が「麻痺」します。会社にネームバリューがあるので、周りはチヤホヤしてくれます。取引先もペコペコと頭を下げてくれます。ほとんどの人間は、ここで「勘違い」します。自分は偉いんだ、と。そうではありません。相手は、その人に対してではなく、その会社の「ブランド」に対して、チヤホヤ、ペコペコしているのです。

 

よくあるのが、大企業に在職時の実績を引っ提げて、独立するというパターンです。こういう人は、過去の実績をアピールします。10年間で1万人の顧客を担当していました、というように。しかし、それは自分の実力ではありません。1万人の顧客を、会社から「割り振られた」だけです。

 

営業職なら自力だろうと、思うかもしれませんが。その会社のブランドが無ければ、話すら聞いてもらえません。つまり、前職でいくら何をやっていようが、独立した時点で、全てが一旦「ゼロ」になるということです。ここが理解できないと、だいたい失敗します。

 

私は独立してもう12年経ちました。大企業に勤めたことはありませんが、大企業の人とは、たくさん仕事をしてきました。そこで、大企業の人を、じっくり観察した結果、分かったことがあります。いくらどれだけ有名な企業の社員でも、人間力という意味では、大した差はないということです。

 

もちろん、飛び抜けて優秀な人もいます。が、ほとんどの人は、レベルとしては大差ありません。それが20代の早い段階に、肌感覚で分かったので、大企業に対して「ビビる」ことは一切ありませんでした。

 

コンサルタントとして独立してからも、大企業出身者にたくさん会いました。そこで感じたのが、出身企業にこだわっている人ほど、大したことないという事実です。仕事のできない人ほど、昔話が好きです。前職の思い出ばかり語ります。こういう人は、まず失敗します。

 

売れるようになる人 は、プライドを捨てています。大企業出身だということを、必要以上にアピールしたがりません。人間力で売っています。そういう人は、周りから好かれて、応援されやすいです。

 

大企業から独立したいなら、こういう姿勢を真似するべきです。それが最も手っ取り早く売れる方法です。

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