「新商品を考えましたが、適正価格を相談したいです」と、飲食店を運営している方に相談されました。
コロナの影響で店舗内の売上が厳しいので、テイクアウトを地道にやっていたそうです。そこで新商品を考えついたのですが、いくらにするのが適正か分からないとのことでした。
まずは「そこの街の相場」というのがあります。どんな人が住んでいて、いくらくらいの商品をどのくらい買うのか。買い物に来る頻度や一回あたりに使う金額。家族連れが多いのか単身世帯が多いのか。若い人が多いのか老人が多いのか。そういうところをまずは考えることです。
このお店は都心から少し離れた住宅街にあるので、都心部やオフィス街のような価格設定にしていると「高い」と思われます。それよりも何度でも利用しやすい金額にして、複数回買ってもらった方が売上は伸びます。
駅からお店まで歩いてみて、更にその少し先までずっと歩いてみましょう。その間にどんなお店があり、どんな価格設定をしているのかよく観察しましょう。それを繰り返しているうちに、適正価格は見えてきます。ヒントは意外と身近なところにあるのです。→個別コンサルの料金と詳細