「雑貨デザイナーになるにはどうしたらいいですか?」と、20代の方に相談されました。
うちのお客様には雑貨を扱っている人が多く、成功例も多いです。
→コンサル当日から毎日注文が入り、リピーターも続出したアクセサリー作家
こういう事例を見て、この人に相談したらうまくいきそうだと思ったとのこと。目のつけどところが良いなと思います。
雑貨デザイナーになるには、特に決まった資格が必要な訳ではありません。「雑貨デザイナーになるには」と検索すると、大学や専門学校のことがズラッと出てきますが、そんなところに行く必要もありません。うちのお客様はみんな独学の人ばかりです。
自分が良いなと思うものを作ってみて、それをネット上で発表したり売ってみる。それで反応を見て、次の作品に活かす。ひたすら、これの繰り返しです。
要はあなたの作った作品を「欲しい」とか「かわいい」と思う人が、どれだけいるのかという話です。どこで何年間学んだというより、完全にセンスの問題です。それは学校に行っても身につきません。センスの悪い人ほど、よく分からない学校に高額なお金を払います。典型的な売れない人の発想です。
本屋さんに行けば、1,000円前後で教材本が売っています。youtubeで具体的に分かりやすく解説してくれている動画も山のようにあります。まずはそこから始めてみるのが良いと思います。
雑貨を扱う人によく言うのは「出来るだけたくさん良いものを見てください」ということです。絵でも写真でもポスターでもレコードジャケットでも何でも構いません。美術館に行ったり、高級ブランド店で数百万円するジュエリーを見てみるのも良いと思います。その蓄積が、あなたのデザイン欲を刺激します。
雑貨デザイナーになることが目的ではありません。雑貨デザイナーとして「売れる」ことが目的です。そう考えると、あなたのやるべきことが、もっと具体的になるのではないでしょうか。