お金持ちの趣味は男性・女性共に似ています。男性なら車・ゴルフ・腕時計・ヨット・別荘、女性ならブランド品・高級エステ・貴金属、男女問わずなのがグルメ・ワインあたりでしょうか。どちらにしても「幅が狭い」です。
お金持ちというのは、絶対数が少ないので、そこを対象に商売をする人も少ないです。金額は上がりますが、滅多に売れません。利益率は良いのですが、稼働率は低いです。だからそんなに人員もいらないのです。
ほとんどの人はお金持ちではありません。俗に言う「中間層」が最も多いです。そこを対象にした方が、商売としては売上が大きく、また続けやすいです。だから中間層の趣味は幅広いです。サービスが豊富で、選びたい放題です。そこまでお金持ちではない人が多趣味なのはこのせいです。
貧困層になると、これまた趣味の幅が狭まります。ギャンブルやパチンコ、宝くじやスクラッチくじがほとんどです。数が少なく、興味の対象が狭いという意味では、お金持ちと貧困層は似ています。
こういうことが理解できれば、あなたの商売やサービスが、より「はっきり」とします。どの層に対して売りたいのか。それならどんな価格設定にして、どういうようにサービスを展開していけばいいのか。そこが分かります。
少ない労力でたくさん稼ごうと、商品やサービスの価格を無駄に高くして、全く売れてない人をよく見かけますが。この理屈が分かってないのが原因です。そうならないよに、この記事をもう一度上から順に読み返しましょう。そのくらい大事なことを書いているつもりです。