フリーランス女性の為のITコンサルタント笹野健

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上田薫展を埼玉県立近代美術館で見た話【エッセイ】

埼玉県立近代美術館で上田薫展を見てきた。JR北浦和駅から徒歩3分くらいの公園の中に、その美術館はあった。

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紅葉の終わりかけ。そこで遊びまわる子供たち。見守る母親たち。噴水が音楽に合わせてしぶきをあげている。それをスマホで撮影するおばあさん。まだ朝の10時過ぎ。この感じ、完璧。

 

後で知ったが、この建物は黒川紀章の設計とのこと。入口横にある37番のロッカーには、宮島達男の作品が。へぇ〜と思っただけで、すぐに二階へ。

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展覧会の写真は撮れないので、感想から述べるが。ただ一言。完璧だった。見たい作品は全部見れた。しかも、ほぼ貸し切り。マイケルジャクソンみたいだ。

 

上田薫さんを知ったのは、この本がきっかけ

孤独のグルメの原作者としてお馴染みの久住昌之氏とヤクザ専門ライターの鈴木智彦氏のインタビューが気になって読み始めたのだが、どうも表紙の写真が気になる。で、読み終えてから調べたら、写真ではなく絵画とのこと。どう見ても写真にしか見えず、これは気になると思い、すぐに画集を取り寄せた。

で、色々と見てみると、そうかと納得。確かに絵画だ。これは是非、生で見たいと思い、個展を調べたら埼玉でやっていると。そういう次第。

 

遠くから見ていると写真のようだが、間近で見てみると、しっかりと筆で書いてある。西洋の油絵はキャンバスに絵の具がそのまま残っていたりして、割とゴツゴツしているのだが。上田薫さんの絵は全体的につるっとしている。よほど丁寧に塗っているんだということが、生で見てよく分かった。

 

今年行われたインタビューや製作の様子も映像で見れた。今でも精力的に描いておられる。昔からとにかく絵を描くのが好きで、先生から「人と違うことをやれ」と言われ、それでこんな画風になったとのこと。画家はこの世に山ほどいるが、この画風を真似する人は他にいない。まさしく「唯一無二」の存在。言われたことを素直に守り、それを実行に移し、成功しているのだから凄い。

 

相模原市水戸芸術館の所蔵品が多いなと思っていたら、かつて住んでいた街とのこと。で、今は鎌倉に住んでいると。この辺のチョイスがいかにも画家っぽくて良い。私の大好きな横山大観も水戸の出身だし、イラストレーターの安西水丸氏も鎌倉にアトリエを持っていた。

 

お土産にポストカードを買うことに。一番欲しかった「なま玉子B」は無かったが、この日見た中で一番印象に残った「バラ」、画集の表紙になっている「玉子にスプーンD」、そして「サラダE」を購入。部屋に飾ろうと思う。

 

同じチケットで常設展も見れた。シャガールピカソも橋本雅邦もあった。驚いた。こんなところで巨匠の作品に出会えるとは。埼玉県立近代美術館、侮れない。

 

公園を出てすぐの居酒屋で食べた「まぐろの刺身定食:550円」も美味しかった。分厚いまぐろが5切れもあって、ナスの煮物と白菜のお漬物とご飯とお味噌汁。良いぞ、このバランス。カウンターに座ったら、店員4名(全員おばさん)のお喋りがうるさいうるさい。でも何だか許せる。これも上田薫パワーか。いや、違うか。

 

ということで、満足して帰途に。一つ隣の浦和駅に数時間ほど寄り道。なるほど、浦和ってこんな感じかと、初めて行って分かった。駅前のパルコに紀伊国屋書店があり、その上に中央図書館があるというのも斬新で良いと思う。以上、満足な浦和散歩でした。