「読まれるブログの書き方を分かりやすく教えてください」と、インストラクターとして独立したいという方から相談されました。
まず、大事なのは「誰でも書けることは書かない」こと。誰でも書けるのであれば、あなたが書く必要はありません。他の誰かが書くので、それは他人に任せましょう。
例えば、3月は、花に関することを書く人は、たくさんいます。それと同じようなことを書いても、読まれる可能性は低いです。それよりも、あなたに「しか」書けないネタを、書いた方が読まれます。花見で疲れない筋トレの方法とか、缶チューハイに合う、太りにくいおつまみとか。自分の得意なことと組み合わせて書くと、色々と考えることができます。
どんな仕事でも、やっている人しか知らない、貴重な情報や裏ネタ、あるあるネタがあります。ある程度の期間働いていると、勝手に蓄積されていきます。ブログには、それを書けば良いのです。
本人としては、大したことないネタだと思っていても、読み手の受け取り方は違います。へぇ〜そんな風になってるんだ、これは知らなかった。こういう驚きや発見があると、また読みたくなります。決して、凄いネタや大ネタでなくても構いません。自分が知っていることを、淡々と書いていけば、それで大丈夫です。
読み手が一番読みたいのは、書き手が一番書きにくいことです。言いにくいことこそ、聞きたいのです。人間とは、そんな「下世話」な生き物です。それが分かっていると、書くことへのハードルは、ぐっと下がります。
インストラクターは、山のようにいます。ブログをやっている人もたくさんいます。その熾烈な競争に勝とうと思えば、インストラクターが書きそうなことは、一切書かないことです。それよりも、インストラクターに指導してもらいたい人が、興味を持ちそうなことを、書くべきです。
・ジムの月会費の違いは、どこから生まれるのか?
・痩せれようになる人は、ぶっちゃけ「10人中1人」だけ。
・見た目で選ぶと間違える。インストラクターも恋人も。
こんなことを書いてくと、今よりも読まれるようになります。