日本では緊急事態宣言が発令されて二週間経ったが、世界では既にワクチンの接種が始まっている。
件数でいうとアメリカと中国が圧倒的に多いが、人口あたりで見るとイスラエルが世界一進んでいる。既に人口の3分の1が接種を完了し、ワクチンが実際に効果あるのかどうか、世界中が見守っているという状況だ。
日本でも2月下旬から医療従事者を対象に接種が始まる予定で、その担当大臣として河野太郎氏が任命された。ここを上手く乗り切ると、総理への道が見えてくる思うが、今は「試験期間」という感じか。
日本人の3分の1に接種が完了するには、一体どれだけの時間がかかるのだろう。単純計算として約4,000万人。医療従事者と高齢者を併せたら、そのくらいになりそうだ。調べてみると、高齢者人口だけで3,461万人もいた。
ということは、それ以下の年代がワクチンを接種するのは、かなり後になる。早くて年内。遅ければ来年とか?もしかすると、その頃には世界全体で収束に向かっていて、摂取の必要性が無くなっている可能性もある。そんな淡い期待を持ちつつ、事態の推移を冷静に見守りたい。
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