「やはり英語は出来た方が良いですか?」と、真面目そうな会社員の方に相談されました。
コロナで時間が出来たので、オンラインの英会話レッスンを受ける同僚が多いらしく、自分もやった方が良いのかな?と思ったとのこと。いかにも日本人というか、真面目な人の考えそうなことだなと思いました。
よく考えてみてください。コロナの混乱は、世界中であと数年は続きます。海外に行く機会も、外国人と接する機会も滅多にない。そんな状態がずっと続くのです。そんなご時世に英語を勉強して、一体いつ使うのでしょうか?
英語の本を読みたいとか、海外に友達がいるとか、貿易関係の仕事で英語を日常的に使う必要があるという理由なら分かりますが。そうでもないのであれば、特に今、英語を学ぶ必要性を感じません。
以前にも書きましたが、英語よりも敬語が使えるようになった方が、はるかに仕事には役立ちます。
敬語がきちんと使える女性は、重要な場に連れて行ってもらえます。下手なことを言わないだろうと思われるからです。結婚相手の親としても安心です。いくら英語がペラペラでも、相手の親に向かって「マジッすか」と言う女は、結婚出来ません。
大学生の時、ある教授に「これからの時代は、パソコンと英語が出来ないと生きていけない」と言われました。実際に社会に出て、私が英語を使った機会は、たった一度もありません。大学時代が人生で一番「英語漬け」でした。
パソコンは仕事で使っていますが、使用している機能は全体の1%以下です。今はmacなので、ネットの閲覧だけ出来れば、これで全て事足ります。とても「使いこなしている」とは言えません。大学教授の言うことなんて、当てにならないなと思いました。
周りがやっているから自分もやりたいというのは、子供の発想です。「〇〇ちゃんがピアノを習っているから自分も行きたい」と言うのと、レベルとしては同じです。
そこからまずは抜け出しましょう。自分が本当にやりたいことや必要なことを見極め、没頭しましょう。それがあなたの今やるべきことです。