「コロナ渦での起業は無理ゲーですか?」と、20代の方に相談されました。
一瞬、何を言っているのか分からなかったのですが、無理ゲーというのは、難易度が高すぎて「クリアするのが無理なゲーム」を指す用語とのこと。 ゲーム以外の実生活でも環境的・物理的・状況的に解決が難しかったり、実行が困難な場合にも使われているそうです。一つ、勉強になりました。
話を戻すと、コロナ渦であろうが、起業する人はいるし、成功する人もいます。不況でも天災が起こっても、やる人はやります。それはいつの時代でも変わりません。
厳しいことを言うと、コロナを言い訳にして「やらない理由」を探している時点で、成功しないなと思います。時代のせいにして成功した人を、未だに見たことありません。そういう人ほど、口だけ達者で「評論家」になって終わります。
私が起業したのは2009年です。リーマンショックの直後でした。2011年に東日本大震災があり、2020年にコロナ騒動が起こりました。売上は当然上下します。だからといって、時代のせいにしたことは一度もありません。そんなことしても意味がないからです。
時代のせいにするのではなく、そんな状況下でも上手くいっている人や儲かっている会社やお店を探しましょう。必ずあります。そういう風に見方を変えれば、段々と楽しくなってきます。希望が湧いてきます。その方がよっぽど成功の確率は高まります。
コロナ渦で飲食店が壊滅的な被害を受けている中、回転寿しのスシローは好調です。他社に先駆けて無人化やITを使った非接触化を進め、安心して食事が出来る環境を作り出しています。
顧客がどういうところに不満や不安を抱え、それをどうすれば解消出来るのか。そこを必死に考え出したのだと思います。規模や職種は違えど、考え方としては他の仕事にも共通して使えることです。
出来ない理由探しより、出来る理由探しをしましょう。その方が楽しくて、成功もしやすいです。