起業したい人や起業したけどうまくいかない女性に集客と売上アップの成功例を教えるビジネスコンサルタント笹野健

北海道から沖縄、上海、タイ、ドイツ、イギリスなど国内外問わず、14年間で4,000人以上の相談に乗り、アドバイスしたお客様のコンサル後の売上総額は「1億円」を突破。女性向けコンサルタントとしては「顧客実績日本一」の笹野健によるブログです。

会社に残るか起業するか悩んでいます

「会社に残るか起業するか悩んでいます」と、営業職をやっている会社員の方から、相談されました。

 

コロナで会社の業績が悪化し、このまま会社に残っても将来が不安だと嘆いています。ここ最近、同じような悩みを持った人から、よく相談を受けます。結論としては「会社に残りながら、空いた時間で起業の準備をする」。これ一択だと思います。

 

あなたが今の状況で起業したとして、会社でもらっている給料を稼ぐのに、どれだけの時間がかかりますか?という話です。それに加えて保険料や事務所の家賃、光熱費やパソコン代、交通費、文房具代も全て会社が負担してくれているのです。そんな有難い状況を自ら手放すのは、あまりにも勿体ないと思います。

 

会社に不満を言うのではなく、いかに自分が恵まれているかをよく理解し、感謝の気持ちを持ちましょう。起業や独立というのは、それが出来てからの話です。

 

営業先の相手は、あなたが名のある会社の営業員だから会ってくれているのです。その「後ろ盾」が無くなれば、もう会ってくれなくなる可能性が高いです。そうすると一気に収入は途絶えます。

 

今まで月に30万円もらっていたとしたら、それが急にゼロになるのです。貯金があれば数ヶ月は大丈夫です。が、これからの人生を考えると、かなり不安定になることは確かです。

 

会社員というのは、よっぽどのことがない限り、毎月、決まった給料が振り込まれます。フリーランスになると、それがどれだけ有難いことか、よくわかります。固定給は基本的にありません。収入が多かったり少なかったりします。それに耐えれる「精神力」が必要です。

 

起業するなら、会社員として安定的な給料をもらいつつ、平日の夜や週末の空いた時間にやれることから始めましょう。それで会社員の給料を上回る目処が付くようなら、退社を考えても良いと思います。

 

そこに至ってないのに、会社に残るか起業するかという「一か八か」みたいな博打をするから、失敗するのです。リスクをいかに低くするか。まずは、そこを考えましょう。成功する人というのは、みんな臆病です。だからこそ成功したのです。

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