個人事業主やフリーランス女性専門のITコンサルタント笹野健

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卵が使い切れない男のブルース【エッセイ】

卵が使い切れない。10個パックなんて絶対に無理で、6個でもなかなか厳しい。

 

そもそも卵というものは、賞味期限が長過ぎる。あれが「心の油断」を生む。今日食べなくてもそのうち食べれば良いかと、思っているうちに時は経ち。気付いたら残り2日で4個も食べないといけないハメになったりする。板東英二じゃないんだから、そんなにいらない。

 

適当にスクランブルエッグにしてパンに挟んでみたり、何となく目玉焼きを作ってみたり。別にそこまで食べたい訳じゃないのに、こういうことになってしまう。腑に落ちないなといつも思う。

 

そもそも、なぜ、そこまで卵を食べないのか。理由は単純。幼い頃に「食べ過ぎた」から。母方の祖父母の家では、朝食は必ず、卵かけご飯だった。特に誰かがこのメニューを好きだとかいう訳ではなく、習慣としてそうなっていた。

 

家の前が畑なのだが、それを挟んだ向かいに養鶏場があり、日々のタンパク源として卵を食べるというのが染み付いていたらしい。らしいというのは、私自身がいまいち納得してないから。だって、私が物心ついた時にはもう養鶏場は無かったし、そこまで卵ばかり食べる理由が見当たらなかった。

 

別にパンを食べても、魚を焼いても良かったはずだ。でも頑に卵かけ御飯。昭和生まれの頑固さはなかなかのもので、祖父はそこは絶対に譲らなかった。この時の反動で食べなくなったのかもしれない。と思っていた。ずっと。

 

でも、家族と一緒に住んでいた時はもう少し食べていたはず。謎を紐解いてみると、冷蔵庫の構造にあった。実家の冷蔵庫は大型で、開けるととすぐに卵置きコーナーが目に付く。今の私の家の冷蔵庫は「冷庫さん」というふざけた名前の小型タイプで、卵置きコーナーは無い。割と場所を取るので、一番上の左奥に置いてある。つまり一番目につきにくいポジションに置かれている。

 

これだ。これが全ての原因なのだ。卵がどうのこうのというより、完全に卵のことを「忘れている」だけなのだ。世の中の複雑な問題も、根本は意外とこういう単純なことかもしれない。まさしく「コロンブスの卵」みたいな話じゃないか。さぁ、今日は卵で何を作ろう?

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