「リスティング広告に費用をかけても売上が増えません」と、個別コンサルで相談されることが多いです。
原因は3つあります。
① 広告会社に集客の知識が無い
② 分析がきっちり出来ていない
③ リンク先のページの作りが悪い
このうちのどれか。あるいは全部。というのが、業種に関係なく共通した原因です。
「リスティング広告を出すと売上が上がりますよ」と営業をかけてくる会社の90%以上は、ネットで集客できていません。だから電話をかけてきたりDMを送ってきたり、直接訪問してきたりするのです。ネットで集客できないというのを、自らが「実証」しているようなものです。
そんな会社にネットからの集客を依頼しても、思うような成果は上がりません。ノウハウが無いのです。どこをどう改善したら売上が上がるのか。そこが分かっていないので、まともな分析も提案も出来ません。
契約を取るまでは熱心ですが、その後は放っておかれて、毎月、請求書と薄っぺらいレポートが届くだけ。そんな会社が大半です。これが① 広告会社に集客の知識が無い ② 分析がきっちり出来ていないということです。
③ リンク先のページの作りが悪い場合は、ページ自体を変える必要があります。せっかくクリックしてもらっても、そこにお客様が「買いたい」と思う商品やサービスが無ければ、当然売れません。
そもそも、お客様が必要としている情報が足りていなかったり、妙に見にくかったり、やたらと「買え買え」と押しが強すぎる場合も多いです。そんなページをリンク先に設定していると、どれだけアクセスが増えようとも売上は増えません。
ネット広告会社の営業マンは、口の上手い人が多いです。相手が何も知らないことを良いことに、それっぽい言葉を並べて、カタカナの専門用語を早口でまくしたてます。
そんな時には冷静に「で、うちの売上を上げる為の具体的な方法とその期間、過去の類似例を教えてくださる?」と言うと、すぐに撤退すると思います。具体的な方法も過去の類似例もありません。期間を設定されると、その通りにしないといけないので、そんな約束は出来ません。
ネット集客のプロというのは、実は世の中にそこまで多くありません。本当のプロなら、実績をきちんと明示できます。あなたの為に具体的に教えてくれます。そういうところとだけ付き合っておけば、売上はきっと上がります。