ユニクロのパンツの種類が増え過ぎじゃないかと、もう何年も前から思っている。ホームページを見てみると、よく分かる。この時点で既にもう多い。
パンツの分類は以下の通り。
・ジーンズ、カラージーンズ
・チノパンツ
・トラウザー
・カジュアルパンツ
・アンクルパンツ、ジョガーパンツ
・ハーフパンツ、ショートパンツ
トラウザーの意味がもう分からない。一瞬、犬の種類かと思った。シュナウザーの親戚だと言われれば、そうなんだろうなと思う。
ジーンズ・カラージーンズの項目をクリックしてみると、混乱は更に増す。
・EZYジーンズ
・セルビッジレギュラーフィットジーンズ
・ウルトラストレッチスキニージーンズ
・テックデニムジーンズ
・ストレッチセルビッジスリムフィットジーンズ
・レギュラーフィットストレートジーンズ
・セルビッジレギュラーフィットストレートジーンズ
分かります?これ。何がどう違うのか。セルビッジがよく出てくるが、そもそもセルビッジがどういう意味なのかが分からない。スリムかレギュラーかくらいなら分かるが、そこにあれこれ付け加えるからややこしくなる。
問題はお店に行った時。ネットで見てこれだけややこしいのだ。店頭ではもう何が何だか訳が分からない。
例えばストレッチセルビッジスリムフィットジーンズが良いなと思って探しに行ったら、実は手に取っていたのはセルビッジレギュラーフィットストレートジーンズだったとか。レギュラーフィットストレートジーンズを探していたら、セルビッジレギュラーフィットジーンズのコーナーに案内されたとか。そんなことがよく起こる。
昔は細・中・太の3つくらいだった。ラーメンの麺の太さみたいでシンプルで分かりやすい。そこに色んな機能が付加された。それは構わないのだが、名付けで迷走した。もういっそのこと、番号制にした方が良いんじゃないかと思う。出た順に1,2,3と番号を振っていけば「4番の73インチください」とか言いやすい。
そんな議論は社内で出ないのだろうか?もしかすると、一番困っているのがユニクロの社員かもしれない。社内でも「あれの、あれが」とか言い合い、意思が通じていない可能性はある。一刻も早くなんとかしたい、と心の底から思っている社員は一人や二人ではきかないと思う。